あいつを説き伏せろ
こんばんは
hiのひらです。
人は人と関わり合って生きていくもの。
誰かとコミュニケーションを取らずに生きていくことは出来ません。
助け合い、意思疎通し、そして時には相手を説得する必要があります。
今回は「説得力」について学んでいきましょう。
実践しやすい説得テクニックを3つご紹介します。
foot in the door
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セールスマンが「片足をドアに入れることが出来れば、もう商品を売ったも同然」と考えるところからきています。
小さな要求から徐々に進めていけば、本来の大きな要求も実現できる確率が高まるテクニックですね。
服屋さんで「どのようなものをお探しですか?」と聞かれたことはありませんか?「~なものを探しています。」と答えたが最後、何種類か提案され、試着を勧められるでしょう。
一度要求を飲んでしまうと次の要求は断りにくくなりますよね。試着までしてしまうと(ここまでしてもらって買わないのも。。)となってしまいます。
ちなみに私は声をかけられると「アッ、ダイジョブッス、、」とキモオタスマイルを見せて逃げます。
door in the face
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foot in the doorと真逆のテクニックです。
はじめにあえて大きな要求を行い、相手が断った時点で本来の小さな要求を提示する方法です。これは、断り続けることにより罪悪感が生まれ、「次の要求くらいは飲んであげよう」という心理テクニックです。
例えば100万円の契約を取りたい営業がいるとします。顧客に対して見積もりを提示する際、初め120万円で提示し「それは高すぎて無理です」と断ったところで「では、頑張らせていただいて100万円でどうでしょう」と本来の額を提示します。
「20万円も値引いてくれたから契約してあげよう」となるわけです。
law ball technique
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人は一度要求を飲んでしまうと「自分が決めたことに沿わなければ」という気持ちになります。
相手にとって不利な条件に触れず、受け入れしやすい要求をし、要求を飲んでくれた後に本当のことを言う、というやり方です。
1時間分の残業を頼みたい際、「30分だけでいいから残業をお願いできないかな?」と要求します。
「30分だけなら」と要求を飲んでもらえたら、「じゃあこれとこれとこれお願い」というように、1時間分の仕事を頼むというケースです。
”騙し”に近いですが、相手に嫌悪感を抱かせず、仕方がないという感情がポイントになっていきます。
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いかがでしたか?
有名なテクニックばかりでしたので聞いたことがあったかもしれません。しかしこれをしっかり意識して説得した経験ってあまりなかったりしませんか。少し話し方を変えるだけでより良いコミュニケーションが取れるでしょう。
ただし逆も然り、、
そう、知らず知らずのうちにあなたはテクニックを使われ、相手の口車に乗せられているかもしれません。。
それではまた。