方言ってなんか良いよねっていう話。
たけです。
今日はタイトルの通り「方言」についての話。
社会に出るまで東京生まれ東京育ちの僕には、「方言」は身近なものではありませんでした。
全然関係ないけど、東京生まれ東京育ちってなんか嫌な感じだよね。気を付けよ。
そんな僕が初めて「方言」に触れたのは、確か6歳の時。
父方の祖父母が東北に住んでいるんですが、そんな祖父母の家に初めて行った時の事でした。(多分、初めてじゃ無いんだろうけど覚えている中で一番古いのがこの記憶です。)
祖母と会話した際、本当に何言ってるか分かんなかったんですよ。
僕は「え、え??」としか言ってないんだけど、祖母は孫に会えてテンションマックスだったので何言ってるか分かんないけどとりあえず「よく来たねー」的な事を言ってたと思います。
そんな中いきなり右手を掴まれて何か握らされました。
流石にびっくりしましたけどなんか後で見てね的な顔してたので、素直に従って大人しくしてたのを覚えています。
とりあえず空気壊さないように親族の会話にうんうん頷いていましたが、6歳の子供ですから限界があります。
右手の中も気になっているのと膀胱が限界を迎えそうだったので、母に「トイレ行きたい」と言ってトイレへ。
トイレで用を足した後、恐る恐る右手を開くと
くっしゃくしゃになり手汗で湿った1万円が出てきました。
なんかよく分かんない状況すぎて泣きそうになったのを覚えています。
話逸れすぎましたが、これがはじめての「方言」との出会い。
そんな僕も大人になり、ついこの前祖母と電話しましたがまだ何言ってるか分かりませんでした。
でも愛されてるのは伝わったので、細かいことはいいです。
会社でも色んな地方から来てる人がいて、今では「方言」に囲まれています。
そんな環境だと標準語もある意味「東京弁」っていう方言なのかな。
「訛ってる」とか言いますけど、僕はその人の素が見れてる気がして好きです。
「訛り」っていうとネガティブなイメージが先行しがちですが、そんな事無いと思います。
名探偵コナンの灰原も何かのシーンで「気にすることないわ。方言は言葉のアクセサリーだもの。」って言ってたし。
素敵な考え方ですね。
無理矢理、標準語にしようとしてる人はそのままの言葉遣いの方が、より魅力的に映るかも知れませんよ。
そうも言ってられない人もいるのは充分承知の上ですが、少なくとも僕はそう思います☺︎
それでは。